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境目を考える

HARUKAさんからの投稿です、


1月14日のカラーアスプロジェクトのレクチャーでは参加者でクローバル社会についての講義が行われた。現在のグローバル社会の現状を見つめグローバルについてもう一歩踏み込んだ講義となった。

今日、インターネットの発展や交通の発達により国、人種を超えての交流がさらに活発になってきている。ひとつの国は外交なしにはいられない。グローバル化とよく言われるがグローバル化にはどのようなメリットがあるのだろうか。

多くの考えが挙げられるが例としては、より発展をすることができることだと考える。ひとつの国で総力を挙げて研究や開発を進めても同時にできることは限られている。そのため、国ごとに得意分野を担当するとなると経費の削減、より効率の良い研究、開発を行うことができる。

メリットがある反面デメリットも挙げられる。それは人材の流失や文化の違いによる衝突である。活躍することのできるところへ簡単に移動できるようになったために優秀な人材を獲得できる国とどんどん優秀な人材が流失する国が出てきてしまう。現に日本での人口流出問題があらわになってきている。また、キリスト教やイスラム教の対立などグローバリズムには多くのデメリットが存在すると考えられる。メリットを程よく保たなければデメリットになってしまう。このようにカラーアスプロジェクトのレクチャーではここまで考えたが、ここではグローバリズムとナショナリズムについてさらに述べていきたい。

カラーアスプロジェクトのレクチャーではグローバル化のメリット、デメリットを考えたうえでの必要性を考えた。著者はグローバル化は必要であり、止めることができないものだと考える。なぜなら一国だけで発展することはとても難しいからだ。一方グローバル化が進むことで自国の文化や習慣に影響を及ぼすことが考えられる。しかし、グローバルリズムが進むことでナショナリズムが衰退していくことがあるだろうか。著者はそのようなことはないと考える。むしろ、これからのグローバリズムをナショナリズムがスムーズな進行を妨げると考える。簡単に言うと地方から都会に出てやはり地方がよいと感じる気持ちがあると思うがそれと同じように、境目をなくして交流することで境目を意識しだすと考える。広い地球の中で境目をなくしたところで、国というアイデンティティは消えることはない。意識のどこかでは自分の国籍や文化にとらわれる。これらをどのように割り切って境目のないグローバルな社会ができるのか本腰を入れて考えなければ、争いが起きてしまうのは容易に想像ができる。

社会の動向は私たちにとても大きな影響を与えるにもかかわらず、社会を考える機会は少ない。グローバリズムとはどのようなものであるか誰もがよく考えなければならないものである。これからのカラーアスプロジェクトでは世界に目を向けてのレクチャーが中心になると思う。そこではしっかりグローバル社会の未来を見据えて社会を考える機会を大切にしていきたい。

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